審査員紹介
ポール・ヒンマン(Paul Hinman) | ミュージック・イフェクト担当(Music Effect) 14年間のハイスクールバンドディレクター経験の後、イーストテネシー州立大学でバンドディレクターを12年間務めた。数々の作曲家の新作、委嘱作品などの指導者として高く評価されている。 マウント・エンパイ・ウインドアンサンブルの創始者として知られ、ジョンソンシティ・シンフォニーの副指揮者として活躍するなど、世界中で指揮、指導、審査などで活躍し、日本にもドラムコーの審査員として知られる。 昨年、有名なミズーリー州ジェファソンシティーハイスクールのバンドディレクターとして招かれ活躍、また今年はDCA(年齢制限のないドラムコーチャンピオンシップ)のファイナルのジャッジを務めるなど優秀な審査員として定評がある。 |
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デイル・ホワイト(Dale White) | ビジュアル・イフェクト担当(Visual Effect) マーチングページェントの経歴はバトン界の巨匠フレッド・ジェイ・ミラーの監督の下、有名なブラックホークでバトントワーリングに始まった。 ホワイト氏は数多くの州、全米のバトン大会で優勝した。 バトン指導歴は30年以上で、米国内外でのプロデュース活動も多い。 さらに、合衆国トワーリング協会、ワールドバトン連盟の会員として20カ国以上で指導、審査活動。WGIやオハイオ音楽教育者協会などで審査活動で活躍、専ら全体効果、カラーガード、視覚担当で20年以上の経験をもつ。 2009年にはWGIのチーフ・ジャッジ・アドミニストレーターを務めた。 ミッド・イースト・パフォーマンス協会では後輩の指導に当たっている。 マーチングバンドユニフォーム、カラーガードユニフォームのリーディングカンパニーであるフレド・J・ミラーでオフィスマネージャーも兼任している。 |
ポール・レニック(Paul Rennick) | ミュージック・アンサンブル担当(Music Ensemble) 世界最高峰の打楽器音楽学術組織PAS(パーカッシブ・アーツ・ソサエティー)にて1989年より13年連続でチャンピオンになっているユニバーシティー・オブ・ノーステキサス・インドラ・ドラムライン(UNT)のショーデザインを担ってきた。 また、ディレクター、アレンジャーとして数多くのコンテンポラリー、ポップパーカッションアンサンブルを委嘱され世界で最も著名なパーカッションアーチストとして知られ、トニー賞、エミー賞に輝くブラスト(Blast!)では、プロダクションスタッフとして作曲、編曲、指導、マネージャーとして活躍した。 UNTの打楽器学部で指導にあたるかたわら、PAS、WGI、BOA、MACDBA などでも活躍、DCIのファントムレジメントのパーカッションディレクターとして同グループを世界優勝に導いた。 ダイナスティUSAのナショナルアーチストとしても有名。 |
マイケル・ゲインス(Michael Gaines) | ビジュアル・アンサンブル担当(Visual Ensemble) 1998年から2011年までキャバリヤーズで7回のDCI優勝にビジュアルデザイン担当として参画してきた。数多くのアメリカのハイスクールのマーチングバンドやウィンターガードチームのデザインを委嘱されて多くの団体をBOA優勝に導いてきた。 WGIではプライド・オブ・シンシナティの一般部門3回優勝、2011学生部門でカーメル・ハイスクールを優勝にするなど全米屈指のビジュアルデザイナーである。 国外では、日本、タイ、中国、マレーシア、コロンビアなどでも指導、審査などで活躍中。特に、愛町カラーガードをWGIで2度の銅賞、同団パーカッションアンサンブルをWGIで3回の銅賞に誘った。 アメリカ内外での活躍が高く評価されて2007年にWGI殿堂入り、2011年にDCI殿堂入り。 |
スティーブ・ユリス二ー (Stephen Ulicny) |
打楽器担当(Perc Performance) 打楽器教育者、バンド指揮者を12年間務めている。12歳からワレン・ジュニアミリタリーバンドの一員として欧米を演奏旅行するなど、ドラムコーはブルーコーツから始めて、スターオブインディアナを1993年にエッジアウトしている。 その後打楽器指導者として、グラスメン、トゥルーパーズ、ブルーコーツなどを指導し、現在はテキサスのBOAなどで有名な成績のシュガーランドやオースティン高校バンド指揮者として、また打楽器指導者として活躍。また2009年シーズンもDCI、WGIなどの審査活動で活躍。 |
加藤 政広(Masahiro Kato) |
ビジュアル・パフォーマンス担当(Visual Performance) PL学園高校でマーチングを始め、1980年代に日本ビューグルバンド、ヨコハマ インスパイアーズで活躍。その後はマーチング指導者、作編曲家としてヨコハマロビンズ、かえつ有明中学高校マーチングバンド等国内多数の団体の指導、作編曲を手がける。 国体、国民文化祭、インターハイの開会式セレモニーのマーチング編曲等も委嘱されており昨年は岡山国民文化祭実行委員会より委嘱を受け「祝典のための桃太郎変奏曲」を作曲、キャバリアーズと岡山県内の中学、高校、大学、一般の合同バンドが演奏して好評を博した。 2000年にはDCJよりDCIジャッジカレッジに派遣され審査方法を学び、国内のコンテストで審査員としても活躍している。現在、DCJ審査委員長、日本マーチングバンド・バトントワー リング協会公認指導員及び審査委員、同協会関東支部理事。 |
大川 勝己(Katsumi Okawa) | 管楽器担当(Brass Performance) 13歳のころよりマーチングを始める。創価大学ロイヤルキルティーズ(現プライド・オブ・ソウカ)で活躍。 卒業後、米国バークリー音楽大学パフォーマンス科(トランペット)に学び、現在マーチングバンドの管楽器演奏指導、編曲、コンテスト審査員として活躍中。 2009年神奈川県湘南台高校を日本一に導いた。毎年、国際マーチング芸術研究所主催クリニックにてグラスアンサンブル講座を担当。好評を博している。 |
石川 眞義 (Masayoshi Ishikawa) |
カラーガード担当(Color Guard Performance) 1974年、沖縄出身 西原中学校、西原高校を経て、1994年にアメリカ渡米。 翌年、WGIチームのSundownersに所属、そしてDCIはキャバリアーズに所属しカラーガードとして活躍しワールドチャンピオンとなる。 帰国後は沖縄のチームのみならず、県内外のカラーガードの指導・育成を行う。 現在は日本マーチングバンド・バトントワーリング協会、準公認指導員としてカラーガードの普及、育成に力を注いでいる。 |
(Sadao Yokota) |
総合マーチングコーディネーター
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