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ごあいさつ

 この度の東日本大震災により、犠牲となられた多くの方々に深い哀悼の意を表しますとともに、甚大な被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。併せて、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 岡山市では、被災地の復興を支援する様々な活動を実施しており、応援メッセージを織り込んだイベントを実施するなど、少しでも復興に役立てるよう、さまざまな取り組みを官民一体となって進めております。
 今年で23回目となる「マーチング・イン・オカヤマ」は、毎年、県内外からご参加いただいております多くの方々や市民・県民の皆様方の熱いご支援を得て、岡山市が全国に誇る秋の一大イベントとして定着しており、「街角に音楽を」をテーマに昭和63年から開催しております。
 こうした中、マーチングを愛する皆様の熱い思いがこもった「2011マーチング・イン・オカヤマ」を開催できますことは誠に意義深いことであり、「岡山の元気を届けよう」というメッセージを発信できますことは、本日ご来場の皆様方をはじめ関係の皆様方の深いご理解と温かいご支援の賜と改めて感謝申し上げます。
 本市では、「水と緑が魅せる心豊かな庭園都市」、「中四国をつなぐ総合福祉の拠点都市」を、めざす都市像に掲げる岡山市都市ビジョンに沿って、住みやすく活力あるまちづくりに取り組んでおります。その中で、文化力で岡山の誇りを高めることを都市づくりの基本方向の一つに位置づけており、市民の皆様が身近な場所で豊かな文化を実感できる環境づくりを進めるため、優れた芸術や文化に触れることのできる活動を積極的に実施し、支援しているところです。
 特に今回の大会は、昨年、本市で開催された国民文化祭の後、初めての大会ということで、一段と熱気あふれる演奏・演技が繰り広げられるものと期待しており、「マーチングの街 岡山」を日本全国に向けて発信し、本市の芸術・文化のますますの発展につなげてまいりたいと考えております。
 終わりに、本大会の開催に献身的にご尽力いただきました実行委員、並びにご後援やご協賛いただきました関係の皆様方に深く感謝いたしますとともに、ご出演の皆様方のますますのご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。

マーチング・イン・オカヤマ大会会長

岡山市長 髙 谷 茂 男

 この度の東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 本年の「マーチング・イン・オカヤマ」は、東日本大震災の被害を受けた地域の皆さんにエールを贈り、より元気を出していただいて1日も早い復興を成し遂げていただければという願いを込めて開催させていただきます。
 私たちが、東日本の皆様のためにできることはほんの僅かです。しかし、何かしらのお役に立ちたいと思う気持ちには強いものがあります。そうした思いを少しでも東日本に届けられればと願っています。
 そうした中、被災地の福島県から、マーチングの仲間たちが、この大会に駆けつけてくださいました。
震災後、いち早く「郷土に音楽を取り戻したい」と楽器を手に練習を再開した中学生や高校生の皆さんです。やはり被害を受けた茨城県からも大洗高校みなさんが参加し、力強い演技を見せてくれます。
どのチームも、東日本の元気を私たちに届けてくれることになっています。
 また、名実共に世界一の「立命館大学立命館バトンチーム」が今年も参加してくださり、「水越かをり・水越わか子ペア」と共に、見応えのある演技を披露してくださいます。ご堪能ください。
 更に、世界で最初のマーチングバンドと云われているオスマン・トルコの軍楽隊「メフテル・バンド」も、表町パレードに参加しこの大会に華を添えてくれます。
 「音楽を通じて みんなの心をひとつにできる」そんな2日間になれば幸いです。

マーチング・イン・オカヤマ実行委員長

若 林 昭 吾

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